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仮想マシンリソース変更後の確認・設定マニュアル

最終更新日:2026/3/23

1. 本マニュアルについて

本マニュアルでは、仮想マシンのリソース変更を行った後、ゲストOSにおいてCPU、メモリ、ディスクの基本領域/拡張領域の状態を確認する方法を説明します。
また、ディスクの容量追加/拡張または追加領域のパーティション設定方法についても説明します。

本マニュアルに対応するOSは下記の通りです。

  • Windows Server 2016/2019/2022/2025
  • Red Hat Enterprise Linux(以下、RHEL) 7/8/9/10

2. 前提

  • 作業対象の仮想マシンが作成済みであり、リソースの変更が完了していること
  • 作業対象の仮想マシンに管理者ユーザーでログオンできること
    • 管理者ユーザーは、Windows系OSの場合 Administrator、UNIX系OSの場合 root を指します。

Warning

  • 各種作業の前にはスナップショットの取得を推奨します。誤った操作によってデータが損失する可能性があります。
  • 下記サービスにおいてディスクのリソース変更については、お申し込み内容によってお客さまに実施いただく内容が異なります。下表をご参照ください。
サービス名 ディスク領域 申込内容 OS お客様に実施いただく内容
スマートコネクトVPS 基本領域 新規申込 Windows Server フォーマット・マウントされている状態で提供するため、お客様で実施することは特にありません。
RHEL
容量追加/拡張
※ Windows Serverのみ
Windows Server 手順①:こちら
手順②:
容量削減 Windows Server 容量削減はできません。
RHEL
追加領域 新規申込 Windows Server 手順①:こちら
手順②:こちら
RHEL 手順①:こちら
手順②:こちら
容量追加/拡張 Windows Server 手順①:こちら
手順②:
RHEL 手順①:こちら
手順②:こちらもしくはこちら
容量削減
※ 既存の追加領域の廃止、新規提供で対応
Windows Server 手順①:こちら
手順②:こちら
RHEL 手順①:こちら
手順②:こちら
SmartConnect Cloud Platform(Type-V)<VM提供型> 基本領域 新規申込 100GB Windows Server フォーマット・マウントされている状態で提供するため、お客様で実施することは特にありません。
RHEL
200GB以上 Windows Server 手順①:こちら
手順②:
RHEL 手順①:こちら
手順②:こちらもしくはこちら
容量追加/拡張 Windows Server 手順①:こちら
手順②:
RHEL 手順①:こちら
手順②:こちらもしくはこちら
容量削減 Windows Server 容量削減はできません。
RHEL
追加領域 新規申込 Windows Server 手順①:こちら
手順②:こちら
RHEL 手順①:こちら
手順②:こちら
容量追加/拡張 Windows Server 手順①:こちら
手順②:
RHEL 手順①:こちら
手順②:こちらもしくはこちら
容量削減 Windows Server 容量削減はできません。
RHEL


3. Windows Server

3.1 CPU/メモリの確認方法

1. デスクトップ画面左下にある「Windowsマーク」をクリックします。
mnl_001.JPG


2. スタートメニューから「Windows 管理ツール」をクリックし、下層を開きます。
mnl_002.JPG


3. 下層内にある「システム情報」をクリックします。
mnl_003.JPG


4. システム情報画面が表示されます。左枠内から「システムの要約」をクリックします。
mnl_004.JPG


5. 画面右側に表示されている「プロセッサ」欄から、CPUのコア数が確認できます。コア数が変更されていることを確認します。

画像例では、コア数は2個になります。

mnl_005.JPG


6. 画像右側に表示されている「合計仮想メモリ」欄から、メモリの容量が確認できます。メモリ容量が変更されていることを確認します。

画像例では、認識されている合計仮想メモリは4.78GBになります。

mnl_006.JPG


3.2 容量追加/拡張後の確認方法

1. デスクトップ画面左下にある「Windowsマーク」を右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。
mnl_007.JPG


2. 「ディスクの管理」から、Cドライブのすぐ後ろに連続した「未割り当て領域」があることを確認します。「未割り当て領域」は、拡張された容量になります。

画像例では、未割り当て領域は100.00GBになります。

mnl_008.JPG

Warning

  • この状態では「未割り当て領域」は使用できません。「容量追加/拡張拡張後の設定方法」を実施してください。


3.3 容量追加/拡張後の設定方法(Windows Server 2016/2019)

ここでは、Windows Server 2016/2019で、基本パーティション(Cドライブ)を拡張する場合の設定例を説明します。

Warning

  • 作業前に作業対象の仮想マシンのスナップショット取得を推奨します。
  • パーティション操作を行うため、仮想マシンが起動しなくなる恐れがあります。


1. デスクトップ画面左下にある「Windowsマーク」を右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。
mnl_009.JPG


2. 「(C:)」と表示された領域を右クリックし、「ボリュームの拡張」をクリックします。
mnl_010.JPG


3. 「ボリュームの拡張ウィザードの開始」が表示されるので、「次へ」をクリックします。
mnl_011.JPG


4. 「ディスク領域を選択」欄に任意のサイズ(MB)を入力し、「次へ」をクリックします。

画像例では、最大ディスク領域である102399MBを入力しています。

mnl_012.JPG


5. パーティションの設定を確認し、問題なければ「完了」をクリックします。
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6. 「(C:)」の領域が拡張されているのを確認します。

画像例では、(C:)は199.40GBになります。

mnl_014.JPG


3.4 容量追加/拡張後の設定方法(Windows Server 2022/2025)

ここでは、Windows Server 2022で、基本パーティション(Cドライブ)を拡張する場合の設定例を説明します。

Warning

  • 基本パーティション(Cドライブ)以外を拡張する場合は「容量追加/拡張後の設定方法(Windows Server 2016/2019)」の手順を参照してください。
  • 作業前に作業対象の仮想マシンのスナップショット取得を推奨します。
  • パーティション操作を行うため、仮想マシンが起動しなくなる恐れがあります。

3.4.1 回復パーティションサイズ確認

コンピュータの管理画面内のディスクの管理にて回復パーティションサイズを確認します。

画像例では、回復パーティションサイズは 612MB です。

image.png


3.4.2 回復パーティションの削除

1. コマンドプロンプトにてDiskpart起動
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、diskpart コマンドを実行します。
image.png


2. Windows Serverへ接続されているディスクの確認
ここでは180GBのディスクが1つ接続されている場合を示します。
image.png


3. ディスクの選択
変更対象のディスク番号を指定します。
image.png


4. パーティションの確認
ここでは Partition 4 が回復パーティションとなっています。
image.png


5. 回復パーティションの選択
Typeに回復と記載の番号を選択します。ここではPartition 4が対象である場合を示します。
image.png


6. パーティションが選択できていることを確認
選択したパーティションの横に * がついていることを確認します。
image.png


7. 回復パーティションの削除
削除コマンドを実行し、正常に削除されたことを確認します。
image.png


3.4.3 基本パーティションの拡張

回復パーティション削除後、Cドライブパーティション拡張可能となります。
ただし、回復パーティションの再作成に必要な容量を確保しボリューム拡張を行う必要があるため、ご注意ください。

Info


例:80GBの基本パーティション(Cドライブ)へ100GBの容量を追加する場合
回復パーティションサイズは612MB(回復パーティションサイズ確認の工程で確認)で設定する場合、
「ディスク領域(MB)を選択」にて 回復パーティション領域を引いた値として以下の数値を入力します。

103012MB - 612MB  = 102400MB

image.png


3.4.4 回復パーティションの再作成

基本パーティション拡張の為に削除した回復パーティションを再作成します。


1. コマンドプロンプトにてDiskpart起動
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、diskpart コマンドを実行します。
image.png


2. ディスクの確認
image.png


3. ディスクの選択
変更対象のディスク番号を指定します。
image.png


4. パーティションの確認
回復パーティションが存在しないことを確認します。
image.png


5. 回復パーティションの枠作成
作成に成功した旨のメッセージが出力されることを確認します。
image.png


6. パーティションの確認
パーティションが追加されたこと、およびパーティションが選択状態であることを確認します。
image.png


7. フォーマット
作成したパーティションをフォーマットします。
image.png


8. 回復パーティション用ID入力
回復パーティション用IDを設定するため、以下コマンドを入力します。

set id="de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac"

image.png


9. 属性割当
回復パーティションに属性を割り当てます。

gpt attributes=0x8000000000000001

image.png


10. Diskpartを終了
image.png


以上で基本パーティション拡張は完了です。


3.5 追加領域の確認方法

1. デスクトップ画面左下にある「Windowsマーク」を右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。
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2. ディスク一覧に追加ディスクがオフラインの状態で表示されます。追加ディスクの容量と一致することを確認します。

画像例では、未割り当て領域は500.00GBになります。

mnl_016.JPG

Warning

  • この状態では「未割り当て領域」は使用できません。「追加ディスクの設定方法」を実施してください。


3.6 追加領域の設定方法

ここでは、500GBの新規パーティション(C以外のドライブ)を追加する場合の設定例を説明します。

Warning

  • 作業前に作業対象の仮想マシンのスナップショット取得を推奨します。
  • パーティション操作を行うため、仮想マシンが起動しなくなる恐れがあります。

1. デスクトップ画面左下にある「Windowsマーク」を右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。
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2. 画面左下の追加ディスクを右クリックし、「オンライン」をクリックします。
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3. ディスクのステータスが「オフライン」から「初期化されていません」に変更されたことを確認します。
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4. 再度追加ディスクを右クリックし、「ディスクの初期化」をクリックします。
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5. 任意のパーティションスタイルを選択し、「OK」をクリックします。
mnl_021.JPG


6. 追加ディスクの「未割り当て領域」を右クリックし、「新しいシンプル ボリューム」をクリックします。
mnl_022.JPG


7. 「新しいシンプル ボリューム ウィザードの開始」が表示されるので、「次へ」をクリックします。
mnl_023.JPG


8. 「シンプルボリュームサイズ」欄に任意のサイズ(MB)を入力し、「次へ」をクリックします。

画像例では、最大ディスク領域である511982MBを入しています。

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9. 任意のドライブ文字を選択し、「次へ」をクリックします。

画像例では、ドライブ文字としてDを選択しています。

mnl_025.JPG


10. パーティションのフォーマットを選択し、「次へ」をクリックします。
mnl_026.JPG


11. パーティションの設定を確認し、問題なければ「完了」をクリックします。
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12. 追加ディスクのステータスが、左の「フォーマット中」から右の「正常」に変更されることを確認します。
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4. RHEL 7/8/9/10

4.1 CPU/メモリの確認方法

1. /proc/cpuinfoファイルを参照し、CPUの情報を確認できます。コア数が変更されていることを確認します。

実行例ではプロセッサーの識別番号がprocessor:0 processor:1と2つあるので、プロセッサー数は2個になります。
また、それぞれのコア数は2個になります。

[root@RHEL ~]# cat /proc/cpuinfo
processor      : 0                 ★プロセッサーの識別番号です。以下は1つめのプロセッサーの詳細情報になります。
vendor_id      : GenuineIntel
cpu family     : 6
model          : 85
model name     : Intel(R) Xenon(R) Gold 5218 CPU @ 2.380GHz
stepping       : 0
microcode      : 0x5003302
cpu MHz        : 2294.688
cache size     : 22528 KB
physical id    : 0
siblings       : 2
core id        : 0
cpu cores      : 2         ★CPUのコア数です。
... (略) ...

processor      : 1                 ★プロセッサーの識別番号です。以下は2つめのプロセッサーの詳細情報になります。
vendor_id      : GenuineIntel
cpu family     : 6
model          : 85
model name     : Intel(R) Xenon(R) Gold 5218 CPU @ 2.380GHz
stepping       : 0
microcode      : 0x5003302
cpu MHz        : 2294.608
cache size     : 22528 KB
physical id    : 0
siblings       : 2
core id        : 1
cpu cores      : 2                  ★CPUのコア数です。
... (略) ...


2. free -hを実行し、メモリの容量を確認できます。メモリ容量が変更されていることを確認します。

実行例では、合計容量が3.7GiBになります。

[root@RHEL ~]# free -h
             total                             used       free      shared  buffers/cache   available
Mem:         3.7Gi ★合計メモリ量です。        404Mi      3.1Gi        34Mi          307Mi       3.2Gi
Swap:        3.7Gi                              0B       3.7Gi


4.2 容量追加/拡張後の確認方法

1. fdisk -l /dev/sdaを実行し、デバイスの情報を確認できます。ディスク容量が拡張されていることを確認します。

実行例では、ディスク容量が200GBに拡張されています。

[root@RHEL ~]# fdisk -l /dev/sda
GPT PMBR size mismatch (209715199 != 419430399) will be corrected by write.
The backup GPT table is not on the end of the device.

Disk /dev/sda: 200 GB, 214748364800 bytes, 419430400 sectors  ★拡張されたディスク容量です。
Disk model: Virtual disk
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum / optimal): 512 bytes / 512 bytes
Disklabel type: gpt
Disk identifier: 0E6CA700-F763-4059-89BE-448B538EB4AB

Device              Start        End     Sectors   Size  Type
/dev/sda1            2048     391167      389120   190M  EFI System
/dev/sda2          391168    2342911     1951744   953M  Linux filesystem
/dev/sda3         2342912  209713151   207370240  98.9G  Linux LVM


2. df -hを実行し、rootパーティションの容量を確認できます。拡張されたディスクがまだ割り当てられていないことを確認します。

実行例では、/ の容量は93GBになります。

[root@RHEL ~]# df -h
Filesystem               Size  Used Avail Use% Mounted on
devtempfs                4.0M     0  4.0M   0% /dev
tmpfs                    1.9G     0  1.9G   0% /dev/shm
tmpfs                    750M   92M  658M  13% /run
/dev/mapper/rhel-root     96G  2.5G   93G   3% /             ★現在使用されているrootパーティションの容量です。
/dev/sda2                947M  211M  737M  23% /boot
/dev/sda1                190M  7.0M  183M   4% /boot/efi
tmpfs                    375M     0  375M   0% /run/user/0

Warning

  • この状態では、拡張されたディスクは使用できません。ディスクを割り当てるために、「拡張ディスクの設定方法」を実施してください。


4.3 容量追加/拡張後の設定方法

ここでは、基本パーティション(root領域)を100GBから200GBに拡張する場合の設定例を説明します。

Warning

  • 作業前に作業対象の仮想マシンのスナップショット取得を推奨します。
  • パーティション操作を行うため、仮想マシンが起動しなくなる恐れがあります。


1. lsblk /dev/sdaを実行し、/dev/sdaデバイスの各パーティション情報を確認します。配下にrhel-rootがあるパーティションが、拡張対象のパーティションになります。

実行例では、拡張対象は/dev/sda3になります。

[root@RHEL ~]# lsblk /dev/sda
NAME                      MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda                         8:0    0   200G  0 disk
|-sda1                      8:1    0   190M  0 part /boot/efi
|-sda2                      8:2    0   953M  0 part /boot
`-sda3                      8:3    0  98.9G  0 part          ★拡張対象のパーティション
  |-rhel-root             253:0    0  95.2G  0 lvm  /
  `-rhel-swap             253:1    0   3.7G  0 lvm  [SWAP]

Warning

  • 以下の実行例のように、拡張対象のパーティションより後ろに別のパーティションが存在する場合、拡張手順が異なります。「(参考)拡張対象パーティションが末尾に存在しない場合の設定方法」の手順を実施してください。
[root@RHEL ~]# lsblk /dev/sda
NAME                      MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda                         8:0    0   200G  0 disk
|-sda1                      8:1    0   190M  0 part /boot/efi
|-sda2                      8:2    0  98.9G  0 part          ★拡張対象のパーティション
| |-rhel-root             253:0    0  95.2G  0 lvm  /
| `-rhel-swap             253:1    0   3.7G  0 lvm  [SWAP]
`-sda3                      8:3    0   512M  0 part /boot    ★拡張対象より後ろにあるパーティション


2. fdisk /dev/sdaを実行し、パーティション操作を行います。

[root@RHEL ~]# fdisk /dev/sda
Welcome to fdisk (util-linux 2.23.2).

Changes will remain in memory only, until you decide to write them.
Be careful before using the write command.


3. dを入力し、拡張対象のパーティションを削除します。
また、Partition numberを確認されるので、拡張対象のパーティション番号を入力します。

実行例では、拡張対象が/dev/sda2なので、2を入力しています。

Command (m for help): d                  ★dを入力
Partition number (1,2, default 2): 2     ★パーティション番号(ここでは2)を入力
Partition 2 is deleted


4. nを入力し、先ほど削除したパーティションを再作成します。
次に、pを入力して、パーティションタイプをプライマリに設定します。

Warning

  • RHEL9/10の場合のみ、パーティションタイプの確認がありません。


また、Partition numberについては拡張対象のパーティション番号を、First sector、Last sectorについては何も入力せずにEnterを押します。
Do you want to remove the signature? {Y]es/[N]o:と聞かれた場合は、Nを入力してください。

Command (m for help): n                  ★nを入力
Partition type:
   p   primary (1 primary, 0 extended, 3 free)
   e   extended
Select (default p): p                    ★pを入力
Partition number (2-4, default 2): 2     ★パーティション番号(ここでは2)を入力
First sector (1026048-419430399, 初期値 1026048):  ★何も入力せずにEnter
Using default value 1026048
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (1026048-419430399, 初期値 419430399): ★何も入力せずにEnter
Using default value 419430399
Partition 2 of type Linux and of size 199.5 GiB is set


5. tを入力し、先ほど追加したパーティションのタイプをLVMに設定します。
Partition numberについては拡張対象のパーティション番号を入力します。
また、パーティションタイプを確認されるので、Lを入力し、パーティションタイプを一覧表示します。「Linux LVM」に該当する16進数の数字を確認し、入力します。

Command (m for help): t
Partition number (2-4, default 2): 2           ★パーティション番号(ここでは2)を入力
Hex code (type L to list codes): L             ★Lを入力

...(略)...
 8  AIX              4e  QNX4.x 2nd part   8e  Linux LVM   df  BootIt     ★Linux LVMに該当する16進数の数字(ここでは8e)ことを確認
 9  AIX ブート可能   4f  QNX4.x 3rd part   93  Amoeba      e1  DOS access
 ...(略)...

Hex code (type L to list all codes): 8e                ★16進数の数字(ここでは8e)を入力
Changed type of partition 'Linux' to 'Linux LVM'


6. 入力した設定に問題がなければ、wを入力し設定を反映させます。

Command (m for help): w                  ★wを入力
The partition table has been altered!

Calling ioctl() to re-read partition table.

WARNING: Re-reading the partition table failed with error 16: Device or resource busy.
The kernel still uses the old table. The new table will be used at
the next reboot or after you run partprobe(8) or kpartx(8)
Sybcing disks.

Info

  • 設定に間違いがあった場合は、qコマンドで設定を反映させずにfdiskを終了させることができます。


7. partprobeを実行し、パーティション変更を反映させます。

[root@RHEL ~]# partprobe


8. pvresize <拡張対象のパーティション>コマンドを実行し、Physical volumeの領域を変更します。

[root@RHEL ~]# pvresize /dev/sda2
  Physical volume "/dev/sda2" changed
  1 physical volume(s) resized / 0 physical volume(s) not resized

Info

  • ここではPhycial Volumeをそのまま拡張しているため、Volume Groupも同時に拡張されています。


9. lvextend -l +100%FREE /dev/rhel/rootを実行し、拡張されたVolume Groupの領域をすべてLogical Volumeに割り当てます。

[root@RHEL ~]# lvextend -l +100%FREE /dev/rhel/root
  Size of logical volume rhel/root changed from 95.60 GiB (24474 extents) to 195.60 GiB (50074 extents).
  Logical volume rhel/root successfully resized


10. xfs_growfs /dev/rhel/rootを実行し、ファイルシステムのリサイズを行います。

Warning

  • RHEL8の場合は、xfs_growfs / を実行してください。
[root@RHEL ~]# xfs_growfs /dev/rhel/root
meta-data=/dev/mapper/rhel-root isize=256    agcount=4, agsize=6265344 blks
         =                       sectsz=512   attr=2, projid32bit=1
         =                       crc=1        finobt=0 spinodes=0
data     =                       bsize=4096   blocks=25061376, imaxpct=25
         =                       sunit=0      swidth=0 blks
naming   =version 2              bsize=4096   ascii-ci=0 ftype=1
log      =internal               bsize=4096   blocks=12237, version=2
         =                       sectsz=512   sunit=0 blks, lazy-count=1
realtime =none                   extsz=4096   blocks=0, rtextents=0
data blocks changed from 25061376 to 51275776


11. root領域が拡張されたことを確認します。

実行例では、/dev/mapper/rhel-rootが196Gに拡張されていることがわかります。

[root@RHEL ~]# df -h
Filesystem               Size  Used Avail Use% Mounted on
devtempfs                1.9G     0  1.9G   0% /dev
tmpfs                    1.9G     0  1.9G   0% /dev/shm
tmpfs                    1.9G  8.9M  1.9G   1% /run
tmpfs                    1.9G     0  1.9G   0% /sys/fs/cgroup
/dev/mapper/rhel-root    196G  1.5G  195G   1% /        ★現在使用されているrootパーティションの容量です。
/dev/sda1                497M  143M  355M  29% /boot
tmpfs                    375M     0  375M   0% /run/user/0


4.4 (参考)拡張対象パーティションが末尾に存在しない場合の設定方法

1. fdisk /dev/sdaを実行し、パーティション操作を行います。

[root@RHEL ~]# fdisk /dev/sda
Welcome to fdisk (util-linux 2.23.2).

Changes will remain in memory only, until you decide to write them.
Be careful before using the write command.


2. nを入力し、新たにパーティションを作成します。

Partition number、First sector、Last sectorについては何も入力せずにEnterを押します。

Command (m for help): n                  ★nを入力
Partition number (4-128, default 4):       ★何も入力せずにEnter
First sector (1026048-419430399, 初期値 1026048):  ★何も入力せずにEnter
Using default value 1026048
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (1026048-419430399, 初期値 419430399): ★何も入力せずにEnter

Create a new partition 4 of type `Linux filesystem` and of size 100 GiB.


3. tを入力し、先ほど追加したパーティションのタイプをLVMに設定します。

パーティション番号を確認されるので、先ほど作成したパーティション番号を入力します。
また、パーティションタイプを確認されるので、Lを入力し、パーティションタイプを一覧表示します。「Linux LVM」に該当する16進数の数字を確認し、入力します。

実行例では、パーティション番号は4を入力しています。先ほどの実行例で /dev/sda4 を作成したためです。

Command (m for help): t
Partition number (1-4, default 4): 4           ★パーティション番号(ここでは4)を入力
Hex code (type L to list codes): L             ★Lを入力

...(略)...
 8  AIX              4e  QNX4.x 2nd part   8e  Linux LVM   df  BootIt     ★Linux LVMに該当する16進数の数字(ここでは8e)ことを確認
 9  AIX ブート可能   4f  QNX4.x 3rd part   93  Amoeba      e1  DOS access
 ...(略)...

Hex code (type L to list all codes): 8e                ★16進数の数字(ここでは8e)を入力
Changed type of partition 'Linux' to 'Linux LVM'


4. 入力した設定に問題がなければ、wを入力し設定を反映させます。

Command (m for help): w                  ★wを入力
The partition table has been altered!
Sybcing disks.

Info

  • 設定に間違いがあったときは、qコマンドで設定を反映させずにパーティション操作を終了させることができます。


5. partprobeを実行し、パーティション変更を反映させます。

[root@RHEL ~]# partprobe


6. pvcreate <作成したパーティション>コマンドを実行し、Physical volumeの領域を作成します。

[root@RHEL ~]# pvcrate /dev/sda4
  WARNING: xfs signature detected on /dev/sda1 at offset 0. Wipe it?   ★yと入力
  Physical volume "/dev/sda2" changed
  1 physical volume(s) resized / 0 physical volume(s) not resized


7. vgextend rhel <作成したパーティション>を実行し、Volume Groupの領域を変更します。

[root@RHEL ~]# vgextend rhel /dev/sda4
  Volume groupe "rhel" successfully extended


8. lvextend -l +100%FREE /dev/rhel/rootを実行し、拡張されたVolume Groupの領域をすべてLogical Volumeに割り当てます。

[root@RHEL ~]# lvextend -l +100%FREE /dev/rhel/root
  Size of logical volume rhel/root changed from 95.60 GiB (24474 extents) to 195.60 GiB (50074 extents).
  Logical volume rhel/root successfully resized


9. xfs_growfs /dev/rhel/rootを実行し、ファイルシステムのリサイズをします。

Warning

  • RHEL8の場合は、xfs_growfs /を実行してください。


[root@RHEL ~]# xfs_growfs /dev/rhel/root
meta-data=/dev/mapper/rhel-root isize=256    agcount=4, agsize=6265344 blks
         =                       sectsz=512   attr=2, projid32bit=1
         =                       crc=1        finobt=0 spinodes=0
data     =                       bsize=4096   blocks=25061376, imaxpct=25
         =                       sunit=0      swidth=0 blks
naming   =version 2              bsize=4096   ascii-ci=0 ftype=1
log      =internal               bsize=4096   blocks=12237, version=2
         =                       sectsz=512   sunit=0 blks, lazy-count=1
realtime =none                   extsz=4096   blocks=0, rtextents=0
data blocks changed from 25061376 to 51275776


10. root領域が拡張されたことを確認します。

実行例では、/dev/mapper/rhel-rootが196Gに拡張されていることがわかります。

[root@RHEL ~]# df -h
Filesystem               Size  Used Avail Use% Mounted on
devtempfs                1.9G     0  1.9G   0% /dev
tmpfs                    1.9G     0  1.9G   0% /dev/shm
tmpfs                    1.9G  8.9M  1.9G   1% /run
tmpfs                    1.9G     0  1.9G   0% /sys/fs/cgroup
/dev/mapper/rhel-root    196G  1.5G  195G   1% /        ★現在使用されているrootパーティションの容量です。
/dev/sda1                497M  143M  355M  29% /boot
tmpfs                    375M     0  375M   0% /run/user/0


4.5 追加領域の確認方法

1. fdisk -l /dev/sdbを実行し、デバイスの情報を確認できます。追加ディスクが認識されていることを確認します。

実行例では、ディスク容量が536.9GB追加されています。

[root@RHEL ~]# fdisk -l /dev/sdb

Disk /dev/sdb: 536.9 GB, 536870912000 bytes, 1048576000 sectors ★追加されたディスクの容量です。
Units = sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
I/O size (minimum / optimal): 512 bytes / 512 bytes

Warning

  • この状態では、追加されたディスクは使用できません。ディスクを割り当てるために「追加ディスクの設定方法」を実施してください。


4.6 追加領域の設定方法

ここでは、500GBの新規パーティション(root以外の領域)を追加する場合の設定例を説明します。

Warning

  • 作業前に作業対象の仮想マシンのスナップショット取得を推奨します。
  • パーティション操作を行うため、仮想マシンが起動しなく恐れがあります。


1. fdisk /dev/sdbコマンドを実行し、パーティション操作を行います。

[root@RHEL ~]# fdisk /dev/sdb
Welcome to fdisk (util-linux 2.23.2).

Changes will remain in memory only, until you decide to write them.
Be careful before using the write command.


2. nを入力し、新たなパーティションを作成します。

パーティションタイプを確認されるので、pを入力してパーティションタイプをプライマリーに設定します。
また、Partition number、First sector、Last sectorについては何も入力せずにEnterを押します。

Command (m for help): n                  ★nを入力
Partition type:
   p   primary (2 primary, 0 extended, 2 free)
   e   extended
Select (default p): p                    ★pを入力
Partition number (1-4, default 1):       ★何も入力せずにEnter
First sector (1026048-419430399, 初期値 1026048):  ★何も入力せずにEnter
Using default value 1026048
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (1026048-419430399, 初期値 419430399): ★何も入力せずにEnter
Create a new Partition 1 of type Linux and of size 500 GiB.


3. tを入力し、先ほど追加したパーティションのタイプをLVMに設定します。

パーティション番号を確認されるので、先ほど作成したパーティション番号を入力します。
また、パーティションタイプを確認されるので、Lを入力し、パーティションタイプを一覧表示します。「Linux LVM」に該当する16進数の数字を確認し、入力します。

実行例では、パーティション番号は1を入力しています。先ほどの実行例で /dev/sdb1 を作成したためです。

Command (m for help): t
Partition number (1-4, default 1):             ★パーティション番号(ここでは1)を入力
Hex code (type L to list codes): L             ★Lを入力

...(略)...
 8  AIX              4e  QNX4.x 2nd part   8e  Linux LVM   df  BootIt     ★Linux LVMに該当する16進数の数字(ここでは8e)ことを確認
 9  AIX ブート可能   4f  QNX4.x 3rd part   93  Amoeba      e1  DOS access
 ...(略)...

Hex code (type L to list all codes): 8e                ★16進数の数字(ここでは8e)を入力
Changed type of partition 'Linux' to 'Linux LVM'


4. 入力した設定に問題がなければ、wを入力し設定を反映させます。

Command (m for help): w                  ★wを入力
The partition table has been altered!
Calling ioctl() to re-read partition table.
Sybcing disks.

Info

  • 設定に間違いがあったときは、qコマンドで設定を反映させずにパーティション操作を終了させることができます。


5. パーティションの更新情報を認識させます。

[root@RHEL ~]# partprobe


6. mkfs -t <ファイルシステム> <パーティション>を実行し、パーティションをフォーマットします。

処理が完了しプロンプトが返ってくるまで、お待ち下さい。
実行例では、ファイルシステムをxfs、パーティションを/dev/sdb1としています。

[root@RHEL ~]# mkfs -t xfs /dev/sdb1
mke2fs 1.41.12 (17-May-2010)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
Stride=0 blocks, Stripe width=0 blocks
30531584 inodes, 122096000 blocks
6104800 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
Maximum filesystem blocks=4294967296
3727 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
8192 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
    32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208,
    4096000, 7962624, 11239424, 20480000, 23887872, 71663616, 78675968,
    102400000

Writing inode tables: done
Creating journal (32768 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

This filesystem will be automatically checked every 30 mounts or
180 days, whichever comes first.  Use tune2fs -c or -i to override.


7. mkdir <ディレクトリ名>を実行し、追加ディスクをマウントするディレクトリを作成します。

実行例では、ディレクトリ/add_disk1を作成しています。

[root@RHEL ~]# mkdir /add_disk1


8. blkidを実行し、追加ディスクのUUIDを確認します。

実行例では、追加ディスク/dev/sdb1のUUIDが7fa9c421-0054-4555-b0ca-b470a97a3d84であることがわかります。

[root@RHEL ~]# blkid
/dev/sdb1: UUID="7fa9c421-0054-4555-b0ca-b470a97a3d84" TYPE="xfs"   ★追加ディスクのUUID
/dev/mapper/rhel_root: UUID="a07b967c-71a0-4925-ab02-aebcad2ae824" TYPE="xfs"
/dev/mapper/rhel_swap: UUID="d7ef54ca-9c41-4de4-ac1b-4193b0c1ddb6" TYPE="swap"


9. /etc/fstabの最終行に追加ディスクのパーティション情報を追記し、再起動した場合も自動的にマウントするよう設定を行います。

[root@RHEL ~]# vi /etc/fstab

...(最終行)...
UUID=7fa9c421-0054-4555-b0ca-b470a97a3d84 /add_disk1 xfs defaults 0 0

それぞれの設定値の説明は以下の通りです。

実行例での設定値 説明
UUID=○○ マウントするデバイス名、もしくはUUIDを指定
/add_disk1 マウント先のディレクトリを指定
xfs ファイルシステムの種類を指定
defaults マウントする際のオプションを指定
0 dumpコマンドの対象にするかどうかを指定
0 linuxが起動時にfsckをチェックする順序を指定


10. mount <パーティション> <ディレクトリ>を実行し、作成したディレクトリにマウントします。

[root@RHEL ~]# mount /dev/sdb1 /add_disk1


11. df -hを実行し、マウントしたディスクが認識されているか確認します。

実行例では、dev/sdb1が容量500GBでマウントできていることがわかります。

[root@RHEL ~]# df -h
Filesystem               Size  Used Avail Use% Mounted on
devtempfs                1.9G     0  1.9G   0% /dev
tmpfs                    1.9G     0  1.9G   0% /dev/shm
tmpfs                    1.9G  8.9M  1.9G   1% /run
tmpfs                    1.9G     0  1.9G   0% /sys/fs/cgroup
/dev/mapper/rhel-root    196G  1.5G  195G   1% /        
/dev/sda1                497M  143M  355M  29% /boot
/dev/sdb1                493G   73M  467G   1% /add_disk1    ★追加したディスクになります。
tmpfs                    375M     0  375M   0% /run/user/0