よくある質問(FAQ)
クラウド上でのセキュリティ対策、初めて導入する方も簡単理解。お客さまからよくいただくご質問を紹介します。セキュリティ対策の必要性、サービス仕様や料金、選び方、基本~応用的な活用方法、お申込まで、丁寧に解説します。
クラウド型UTMについて
UTMについて
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一般的に、UTMとウィルス対策ソフトの違いは何ですか?
UTMは、ネットワークを経由してコンピューターに侵入してくるウィルスをブロックします。一方、ウィルスソフトはコンピューターごとにインストールして侵入してくるウィルスを駆除するものです。ウィルスの感染経路にはUSBなどネットワーク以外の経路も考えられるため、UTMを導入してもウィルス対策ソフトは不可欠です。
UTMであれば、ファイアウォール、侵入防御、Webフィルタリング、アンチスパム機能など、多層防御することでより強固なセキュリティ対策が可能です。 -
「アプライアンス型」と「クラウド型」のUTMの大きな違いは何ですか?
「アプライアンス型」とはハードウェアとソフトウェアをセットで提供する装置のことです。
対して「クラウド型」は、クラウドを通じてサービスとして提供される形態です。こちらのページにて分かりやすく解説していますので、合わせてご確認ください。
UTM徹底比較「アプライアンス型」VS「クラウド型」 -
「Network & Security クラウド型UTM」には具体的にどんな機能が含まれていますか?
ファイアウォール、IDS(不正侵入検知)/IPS(不正侵入防止)、アンチウィルス、アンチスパム、Webフィルタリングなど様々なセキュリティ機能が含まれ、それらの機能を駆使した「多層防御」により強固なセキュリティ対策を実現できます。
機能 概要 ファイアウォール 設定したルールに従い、通過させないパケットを遮断する IPS(不正侵入防御) 異常な通信があった場合に、管理者へ通知し、その通信をブロックする アンチウィルス コンピューターウィルスを検出・除去する アンチスパム スパムが疑われるメールのタグ付け/ブロック アプリケーション
コントロールSNSやP2Pなど、HTTP/HTTPSプロトコルを利用する通信で業務上必要のないアプリケーションへのアクセスを制御する IOC検知 マルウェアが行う挙動を、端末が行っていないか確認する -
「Network & Security クラウド型UTM」はお客さま毎に専用の筐体を用意するのでしょうか?それとも共用の筐体を利用するのでしょうか?
共用でのご利用となります。
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他社のクラウド型UTMと比べて、「Network & Security クラウド型UTM」が優れている点は何ですか?
こちらの4つのポイントにて、多くのお客さまにお選びいただいています。
- (1) 通信キャリアの回線付属のサービスと異なり、接続する回線の種類を問わずご利用可能。
- (2) UTM機器を設置しているデータセンターはIX直結であり、ネットワーク起因による遅延が少ない環境にて快適にご利用可能。
- (3) 国内UTM市場における出荷台数シェアNo.1のフォーティネット社Fortigateを採用しており、オンプレミス同様のセキュリティ設定をクラウド上にてご利用可能。
- (4)ご要望に応じて、より安心な24時間365日のセキュリティ監視サービスをオプションにてご利用可能。
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「Network & Security クラウド型UTM」は、運用や導入がどれくらい簡単なのですか?
お申込から7営業日でご利用を開始していただくことができ、利用開始後の機器運用は当社側で実施しますので、初めての導入でもご安心いただけます。
こちらのフォームからダウンロードできるホワイトペーパー「セキュリティ運用の稼働・コストを最適化する方法」も合わせてご参照ください。
お申込について
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申込からの導入までの流れはどうなっていますか?
お申込いただいた後の流れは以下の通り、当社でのUTM設定の後、最短で7営業日後にご利用いただけます。
- サービス申込
- UTM設定
- 設定完了通知・サービス提供開始
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ご利用開始
※お客さまにて正常動作確認を実施願います。
※閉域網ネットワークから接続する場合、
「クラウド クロス コネクト」の開通が必要となります。
- お客さま作業
- 当社作業
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申込からの納期を教えてください。
7営業日となります。
営業日の起算は、必要事項が全て記載された申込関連書類を当社で受け付けた翌営業日からの日数となります。
申込設定シートに不備があった場合は、「提供までの期間」でのサービス提供が開始できない場合がございます。 -
導入に際して、事前の準備として何が必要でしょうか?
現在ご利用中、もしくは今後ご利用予定のコンピューターの台数をご確認下さい。ご利用状況によって料金が異なる場合がありますので、詳しくはお気軽にお問合せください。
また、当社のデータセンターまで接続を行うにあたって、閉域網の回線手配や、既存のネットワーク機器の設定変更が発生することがあります。現状のネットワーク構成も合わせてご確認ください。 -
最低利用期間はありますか?
接続帯域により一部異なります。こちらの表にてご確認ください。
接続帯域 最低利用期間 1Gbpsベストエフォート※1 1年 2Mbps~10Gbps 1ヵ月 ※1 NTTスマートコネクトが提供するBizひかりクラウド オールインワンネットワーク フレッツ・VPNワイド版の申込が必要です。
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申込はどうしたらいいのですか?
こちらのお問合せフォームよりお申込ください。当社の営業担当からご連絡します。
お送りする申込書とパラメータシートをご記入いただいた上で、サービス提供環境の構築となります。 -
プランの変更はどうしたらいいでしょうか?
こちらのお問合せフォームよりご連絡いただくか、お電話にてお問合せください。
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設定変更に5日もかかるのでしょうか?
基本的な設定変更は無償で受付しています。
攻撃を受けた場合など、インシデント発生時に即時的な設定変更が求められる場合には、「緊急設定変更」オプション(有料)により12時間以内で対応しています。
技術・仕様について
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サービスの概要を教えて下さい。
「Network & Security クラウド型UTM」サービスサイトにて簡単にご紹介しています。
また、 こちらのお問合せフォームよりご連絡いただければ、より詳細なサービス紹介資料をダウンロードいただけます。ご不明な点がありましたらどうぞお気軽にご連絡ください。 -
基本メニューに含まれるUTMの標準リソースを教えて下さい。
下記の通りとなります。
- ・ ファイアウォールポリシー設定可能数:100個
- ・ 同時接続セッション上限数:50,000セッション
- ・ グローバル接続用アドレス数:1個
- ・ インターフェース:WAN・DMZを各1port 、LANは最大10ポートまで提供
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利用する人数制限はありますか?
PC接続数に制限はありませんが、基本契約では1契約あたり同時接続数50,000セッションを上限としています。ご利用セッション数は追加料金にて拡張いただけます。お客さまのご利用状況によって異なりますので、お気軽にご相談ください。
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標準の50,000セッションとは?
端末100台を想定しています。お客さまのご利用状況によって異なりますので、お気軽にご相談ください。
オプション申込により50,000セッションずつ追加可能です。 -
セッション追加オプションの申込を悩んでいます。何か目安はありますか?
接続される端末台数が1つの目安となります。
標準では50,000セッション(100台相当)を提供します。100台を超える場合はオプション追加を推奨しています。(利用開始後のセッション追加も可能です) -
PPPoEセッションを張ることは可能ですか?
PPPoE機能の提供は行っていません。
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基本契約のログ保管容量に上限はありますか?
標準で20GBとなります。レポート機能(FortiAnalyzer閲覧機能)によりログを確認・外部出力いただけます。
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基本契約に標準提供されるログ保管容量とオプションメニューの「長期ログ保管」との違いは何ですか?
長期ログ保管オプションをお申込いただくことで、よりセキュアな外部保管領域にログ保管でき継続的にデータを保護します。
100GB単位ごとに+6,600円/月(税込)でお申込いただけます。 -
ファイアウォールポリシー設定値に上限はありますか?
ファイアウォールポリシーの設定上限値は100までとなります。
設定上限値の拡張については、営業担当者へご相談ください。 -
端末に設定するDNSサーバーのIPアドレスはどうなりますか?
端末が所属するUTMのLAN/DMZインターフェースのIPアドレスをご指定ください。
なお、2つ以上DNSサーバーを指定される場合はお客さまにてご準備ください。 -
「FortiGate」というのはどのような機種なのでしょうか?
世界および日本のUTM市場で出荷台数シェアNo.1※1のフォーティネット社の「FortiGate/FortiAnalyzer※2」という機種のUTMを採用しています。UTM機能に加え、レポーティングや通知などの便利機能を標準で提供します。
また、お客さまが現在所有するUTM機器がFortiGateであれば、クラウド化に際して現行のセキュリティ設定をそのまま移行できます。※1 <参考文献> IDC’s Worldwide Quarterly Security Appliance Tracke - 2018Q1(出荷台数)
※2 FortiGateおよびFortiAnalyzerは、Fortinet, Inc.の米国および各国での登録商標または商標です。 -
「FortiGate」の機能は全て利用できるのでしょうか?
全ての機能をご利用いただけるわけではありませんので、設定可能な項目についてはお申込に際して別途お送りするパラメータシートにてご確認ください。
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レポート機能としてFortiAnalyzerの出力レポートがありますが、日本語化の予定はありませんか?
日本語化の予定はございません。
日本語レポートをご希望される場合は「セキュリティ監視分析」オプションをお申込ください。 -
Webフィルタリング機能による通信ブロックを表示するページが証明書エラーになってしまいます。
お使いの端末・ブラウザ環境によって証明書エラーが表示される場合がございます 。端末にインストールするためのCA証明書が必要なお客さまは当社までご相談ください。
ご利用方法について
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UTMはどのような業界・業種に活用されているのですか?
医療や金融、学習塾や教育、サービス業といった顧客情報などの機密情報を取り扱うお客さまを中心にご活用いただいています。多くの拠点がある場合や、情報システム部門に充分な稼働が確保できない場合にはコストメリットが出ますので、業界・業種を問わず幅広いお客さまに導入いただいています。
企業のUTM導入のメリットについてまとめたこちらのコラムも合わせてご覧ください。
部門別のUTM導入メリットとは? -
現在オンプレミスにてUTMを使用しており更改のタイミングが近いのですが、クラウド型に変更するメリットはありますか?
クラウド型に変更することで、機器のメンテナンスが不要になります。そのためのサーバールームの準備も必要ありません。さらに、ハードウェア故障時にセキュリティリスクや、交換の手間・コストを削減することができます。また、複数拠点のセキュリティ設定・管理が一元化できることから、運用効率も高まり、セキュリティレベルのばらつきも防止できるなどのメリットがあります。
こちらのコラムも合わせてご覧ください。
UTM徹底比較「アプライアンス型」VS「クラウド型」 -
情報セキュリティ担当が辞めてしまい運用に困っていますが、「クラウド型UTM」で運用の負担を軽減することはできますか?
クラウド型のため、各拠点のハードウェアのバージョンアップなどのメンテナンスの手間も不要になります。さらに、当社の「Network & Security クラウド型UTM」では、導入にかかる設定作業から運用までセキュリティ専門部隊が対応し、運用を支援します。
こちらのコラムも合わせてご覧ください。
「ひとり情シス」は、セキュリティ対策の体制見直しのチャンス! おすすめはUTM -
サポートはどこまでしてもらえますか?
基本契約においては、サイバー攻撃の自動検知と通信遮断・機器ログの提供をおこないます。また、「セキュリティ監視分析」オプションをお申込いただくことで、当社の高度分析官がインシデントを未然に防ぐ為に機器ログの分析や、インシデント発生時の早期通知・緊急遮断をおこないます。
ご不安な点があれば、こちらのお問合せフォームよりお気軽にお問合せください。
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オンプレミスの現状の設定を引き継ぐことはできますか?
多くのお客さまが利用する機能についてはご利用いただけますが、全ての機能をご利用いただけるわけではないので、お申込に際して別途お送りするパラメータシートにて設定可能な項目をご確認ください。
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「FortiGate」の設定は、利用者側で変更ができるのですか?
管理画面へのログインはできません。設定の変更はパラメータシートを当社までご提示いただいた後、当社側にて設定を変更します。
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UTMの設定変更には料金がかかりますか?
月あたり5回まで無料にて変更可能です。
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東日本エリアにも拠点があるため、閉域網で接続することはできますか?
「フレッツVPNワイド」などNTT西日本の「フレッツ」サービスを利用する場合、東西接続オプションを利用して大阪データセンターまで回線を追加できます。他社回線も引き込むことができるため、他社回線を利用している場合は大阪データセンターを1拠点追加するだけです。
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現状の回線を変更したくない(閉域網に変更したくない)のですが、インターネット経由の接続に対応していますか?
インターネット経由での接続も可能です。お客さまの予算やセキュリティ要件に合わせて、インターネット経由での接続・閉域網での接続が選択可能です。
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拠点を移転した場合はどうすればいいのですか?
契約手続きは不要です。但し、お客さま拠点のネットワーク情報が変更になる場合は、パラメータ変更が必要となりますので、当社までお問合せください。
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複数拠点を集約してクラウドUTMに接続したいのですがどのような構成になりますか?
UTMと「クラウド クロス コネクト」の拠点接続メニュー(Type フレッツ・VPN ワイド)を組み合わせることでお客さま拠点から当社のデータセンターのクラウドUTMまでをワンストップでお申込いただくことが可能です。
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既に拠点間を他社サービスにて接続しています。その場合でもUTMの利用は可能ですか?
既に他社さまの拠点間通信サービスを利用している場合でも、拠点の1つとして当社データセンターを追加いただくことでご利用いただくことが可能となります。
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現在AWS上で公開サーバーを運用しています。セキュリティ対策のためUTMを利用したいのですが実現可能ですか?
実現可能です。
インターネットから当社のクラウドUTMに接続し、AWS上の公開サーバーにアクセスする形態や、「インターネットVPN」メニューと「クラウド クロス コネクト」を組み合わせることで屋外からのAWSまでの接続区間を閉域経由でセキュアにアクセスする形態も可能となります。
※ただし、最終的な動作確認についてはお客さまにてご確認ください。
ご利用料金について
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月額利用料の料金体系はどうなっていますか?
接続する帯域数によって以下の通り異なります。
接続帯域 月額料金(税別(税込)) 1Gbpsベストエフォート※1 35,000円
(38,500円)2Mbps 40,000円
(44,000円)5Mbps 60,000円
(66,000円)10Mbps 120,000円
(132,000円)20Mbps 127,000円
(139,700円)50Mbps 180,000円
(198,000円)100Mbps 310,000円
(341,000円)200Mbps 590,000円
(649,000円)500Mbps 810,000円
(891,000円)1Gbps 1,450,000円
(1,595,000円)10Gbps 個別見積 ※1 NTTスマートコネクトが提供するBizひかりクラウド オールインワンネットワーク フレッツ・VPNワイド版の申込が必要です。
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初期費用はいくらですか?
基本メニューだけですと、初期費用110,000円(税込)となります。オプションメニューをお申込の場合は別途必要となる場合があります。
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導入後に追加料金はかかりますか?
初期費用110,000円(税込)+月額利用料38,500円(税込)が基本契約となりますが、導入後のお客さまの利用拡大に伴い月額利用料が変わる可能性があります。また、より高度なセキュリティ監視分析の追加など、お客さまの用途やニーズに合わせて追加料金でオプションメニューをご契約いただくことが可能です。
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見積もりをもらうことは可能ですか?
可能です。まずはお気軽にお問合せください。お見積りに際して、現在お使いもしくは今後お使いになるご予定で構いませんので、以下に記載の情報を教えていただければより正確なお見積りが可能です。
UTM
- ・インターネット接続回線帯域
UTMオプション
- ・接続台数(セッション数)
- ・長期ログ保管(ログ領域拡張)
- ・セキュリティ監視分析 など
データセンター接続
- ・大阪データセンターへのネットワーク接続方法
また、現状のお客さまシステムの構成や、サービス利用時の論理構成案なども合わせてご用意ください。
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現在「アプライアンス型」UTMを導入していますが、今後の事業拡大に伴い拠点数が大きく増える見込みのため、機器購入・運用管理コストなどセキュリティ対策コストを極力抑えることはできないでしょうか?
「クラウド型UTM」によるセキュリティ管理・運用の一元化をご検討下さい。必要なリソースに合わせて柔軟に利用でき、無駄なく最適な運用が可能になります。機器の購入・資産管理からも解放され、運用に必要なセキュリティ担当者の人件費や稼働も低減を図ることができます。
UTMを自前で調達・運用している場合やSI事業者へアウトソーシングされている場合など、UTMの導入スタイルはお客さまにより多岐にわたります。当社のクラウド型UTMに切り替えた場合に、大きくコストメリットが出る場合があります。まずはお気軽にお問合せください。こちらのコラムも合わせてご覧ください。
個別のセキュリティ機器の運用不可・運用コストを軽減したい -
支払方法はどんな方法がありますか?
請求書払いとなります。
よくあるお客さまの不安の声
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UTMさえ導入すれば絶対に安全なのですか?
UTMの導入によって確実にサイバー攻撃の被害にあわないという事ではありませんが、未然に防いだり、少なくとも被害を軽減させることができます。より機密情報を取り扱うお客さまには、高度な「セキュリティ監視分析」オプションをお申込いただくことで、更にセキュアな環境を構築することが可能です。
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UTMを導入するとパソコンが重くなりませんか?
UTM装置により通信が発生するため、ご利用の環境によっては多少の遅延が発生し、コンピューターが重くなったと感じられる場合があります。ご利用をご検討のお客さまには、1ヵ月単位からご利用いただけますので、本格導入前にお使いいただき事前に品質チェックをしていただくことも可能です。
その他のご質問
インターネットVPNについて
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申込からの納期を教えてください。
7営業日となります。
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同時接続上限値に達した場合はどうなりますか。
新規セッションを切断します。
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600アカウントを超える場合の契約方法について教えてください。
アカウント登録数と同時接続で契約内容が異なります。
1契約あたりの最大同時接続数は100、アカウント数は300となります。
上記上限数を踏まえて、契約数を決定いただく必要がございます。 -
初期は、1アカウントしかアクセスすることがないですが料金はどうなりますか?
最低利用ID数と同時接続数は30となります。
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SSL-VPNセッションのタイムアウト値は何分ですか?
5分となります。
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スマートコネクトVPSを利用しています。インターネットVPNを利用した接続について教えてください。
SmartConnect Network & Security インターネットVPNのご契約に加え、クラウド クロス コネクトのマルチクラウド接続をご契約いただくことで接続可能となります。
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認証方式はどういったものがありますか?
クライアントの認証方法については以下ご選択いただけます。
・「アカウントID+パスワード」
・「アカウントID+パスワード」+「クライアント証明書」 (二要素認証) -
クライアント証明書はNTTスマートコネクトから購入できますか?
現在当社では販売していません。
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トンネル方式とはなんですか?
当社ではスプリットトンネル方式を採用しています。
この方式はSSL-VPNセッションを確立後、特定の通信のみをSSL-VPN経由させる方式です。
また、すべての通信を引き込む方式(スプリットトンネルを利用しない方式)もご選択可能です。 -
FortiClientをイントールするためにはどうしたらよいですか?
サービスお申込後にインストール手順をご提供させていただきますので、そちらでご確認ください。
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Windows端末、タブレット端末(IOS・Android)が利用可能ですか?
弊社で動作確認しているOSは以下となります。また、デバイスの動作保証は行っていません。
■Windows FortiClient5.4.0 (0708)
(当社確認済みバージョン)
[対象 OS]
Microsoft Windows XP (32-bit)
Microsoft Windows 7 (32-bit and 64-bit)
Microsoft Windows 8, 8.1 (32-bit and 64-bit)
Microsoft Windows 10 (32-bit and 64-bit)
Microsoft Windows Server 2008 R2
Microsoft Windows Server 2012, 2012 R2
■Mac FortiClient5.4.0 (493)
(当社確認済みバージョン)
[対象 OS]
Mac OS X v10.8 Mountain Lion
Mac OS X v10.9 Mavericks
Mac OS X v10.10 Yosemite
Mac OS X v10.11 El Capitan
またフォーティネット社として動作保証しているOSは以下となります。参考までに共有させていただきます。
※当社で動作確認していないOSについてお客さまにて動作確認をお願いします。
■FortiClient 5.6
・Microsoft Windows 10(32ビットおよび64ビット版)、Windows 8.1(32ビットおよび64ビット版)、Windows 7(32ビットおよび64ビット版)
・Windows Server 2016, Windows Server 2008 R2およびWindows Server 2012、2012 R2
・Mac OS X v.10.12 Sierra, OS X v10.11 El Capitan, OS X v10.10 Yosemite、OS X v10.9 Mavericks、およびOS X v10.8 Mountain Lion
・iOS 5.1およびそれ以降(iPhone、iPad、iPod Touch)
・Android OS 4.4.4およびそれ以降(スマートフォンおよびタブレット)
DDoS対策について
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対応するプロトコルは何ですか?
特に指定はございません。
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WAFの標準機能のDDoS対策機能との違いは何ですか?
WAFのDDoS対策機能は保護対象となるWebサーバのみに対して機能します。
お客さまネットワーク環境下のシステム全体を保護したい場合は、DDoS対策メニューをお申込ください。 -
標準機能で保護できるネットワークセグメントは?
基本サービスには標準で/29のサブネットをご登録いただけます。
オプションサービスで最大/27まで拡張できます。それ以上の拡張をご希望される場合はご相談ください。 -
契約帯域は10Mbps, 100Mbps以外に選択はできますか?
選択可能です。お見積もりは営業担当者にご相談ください。
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最低利用期間は設定されていますか?
最低利用期間は1ヵ月です。
WAFについて
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対応するプロトコルは何ですか?
HTTP・HTTPSのみです。その他のプロトコル(SSH等)には対応していません。
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シグネチャ数はどれくらいありますか?
シグネチャ数は4500個以上のシグネチャがあります。
標準では当社の推奨シグネチャを選定し適応します。
導入・運用コンサルティングのオプションサービスをお申込のお客さまには、当社セキュリティ専門家によるお客さま環境に合わせた設定をご提案します。 -
シグネチャのカスタマイズは可能ですか?
基本サービスにご契約のお客さまは、WAF遮断時に発行されるSorryページに記載されるIDにより個々のシグネチャのON/OFFをご選択いただけます。
導入前や運用開始後に詳細な設定変更を行いたい場合は弊社セキュリティ専門家によるコンサルティングサービス(導入/運用コンサルティング)をご利用ください。 -
問合せや設定変更はどのようにしますか?
24時間365日電話・メールにて受付します。
標準では、受付後の平日10時~17時に処理いたしますが完了までの時間は保証しません。
オプションサービス「24時間365日オペレーション」をお申込で24時間365日の処理に拡張できます。
また、設定変更の対象は「WAFシグネチャ」、「IP・URLフィルタリング」の設定変更のみです。
その他変更に関しましては変更申込書によりお申込ください。 -
クライアント証明書を利用するサイトに導入することは可能ですか?
クライアント証明書を持ち込みたい場合は事前に営業担当者にご相談ください。
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WAFメニューを契約すれば、DDoS対策機能も提供されるのですか?
はい、標準機能としてご提供します。ただし、保護対象にはWAFで保護するFQDN(IPアドレス)のみとなり、かつインターネット接続を伴わない専用網などからの利用の場合は機能いたしません。また、お客さまネットワーク環境下のネットワークを保護したい場合は、DDoS対策メニューをお申込ください。
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どの程度の帯域のDDoS攻撃まで防御できますか?
10Gbps程度までのDDoS攻撃を想定した対策をご提供します(防御することを保証するものではありません)。
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Webサーバーのログでアクセス解析を実施していますが影響はありますか?
Webサーバーには当社クラウドWAFのIPアドレスのみアクセスされることになりますが、XFF(X-Forwarded-For)にて送信元IPを付与することは可能ですので、XFF情報にてアクセス解析を実施いただくことは可能です。
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契約帯域の算出の考え方について教えてください。
契約帯域はどのように算出すればよいですか?算出のサポートはしてもらえますか?月別でのトラフィック想定量、ピーク時のトラフィック想定量に応じて契約帯域を算出してください。
また、想定量を元にサポートさせて頂くことは可能です。
想定量がない場合は、契約開始後に利用量に応じて帯域契約を変更されることを推奨します。
(別途変更手数料が必要となります。) -
契約帯域を超えた場合はどうなりますか?追加料金など発生しますか?
トラフィック制御により、契約帯域を超えた通信は破棄します。
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最低利用期間は設定されていますか?
最低利用期間は1ヵ月です。
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申込から導入までどれぐらいの期間が必要ですか?
最短7営業日で導入可能です。
ロードバランサについて
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対応するプロトコルは何ですか?
HTTP、HTTPS、FTPです。
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WAF、DDoS対策と組み合わせることは可能ですか?
はい。可能です。
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標準機能で提供されるネットワークセグメントは?
基本サービスには標準で/29のサブネットをご登録いただけます。
オプションサービスで最大/27まで拡張できます。それ以上の拡張をご希望される場合はご相談ください。 -
最低利用期間は設定されていますか?
最低利用期間は1ヵ月です。
Webプロキシ(i-FILTER@Cloud)について
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動作環境は何ですか?
最新の情報についてはこちらの「動作環境」からご確認ください。
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サポートはどこまでしてもらえますか?
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海外でも使えますか?
いいえ、ご利用は日本国内でのみ許諾されます。
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品目ごとの機能の違いは何ですか?
下表のとおりです。各機能の詳細についてはお問い合わせ下さい。
標準サービス 有害情報対策版 GIGAスクール版 ホワイト運用(推奨フィルター) ○(※変更不可) × ○(※変更可) Dアラート ○ Test Board ○ レスポンスフィルター ○ × × VPN接続オプション ○ - - Outgoing IP固定 ○ × × AD連携・SAML認証 ○ ログ・レポート ○(DigitalArts@Cloud 統合レポート) ログ保存期間 標準で1年間
メールセキュリティ(m-FILTER@Cloud)ついて
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動作環境は何ですか?
最新の情報についてはこちらの「動作環境」からご確認ください。
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サポートはどこまでしてもらえますか?
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海外でも使えますか?
いいえ、ご利用は日本国内でのみ許諾されます。
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品目ごとの機能の違いは何ですか?
下表のとおりです。各機能の詳細についてはお問い合わせ下さい。
標準サービス MailFilter & Anti-Spam 誤送信対策版※1 外部攻撃対策機能(ホワイト運用) ○ ○ × Dアラート ○ ○ × 送信元偽装判定 ○ ○ × 本文偽装判定 ○ ○ × 添付偽装判定 ○ ○ × i-FILTER@Cloud連携 ○ ○ × メール無害化(マクロ除去含む) ○ ○ × メール無害化前の原本取得 ○ × × 誤送信対策 ○ ○ ○ 上長承認(保留) ○ ○ ○ 送信ディレイ ○ ○ ○ ZIPパスワードロック ○ ○ ○ ZIPパスワード事後確認 ○ × ○ スパム対策 ○ ○ × メールアーカイブ ○ × ○※2 メールアーカイブ個人管理 ○ × ○※2 ※1:「m-FILTER@Cloud 誤送信対策版」はMicrosoft 365 / Google Workspaceのみの対応となります。
※2:「m-FILTER@Cloud 誤送信対策版」のアーカイブは送信メールのみが対象となります。