UTMシェアNO.1「Fortigate(フォーティゲート)」とは? | セキュリティ対策関連コラム

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UTMシェアNO.1「Fortigate(フォーティゲート)」とは?

UTMの導入を検討している方であれば「Fortigate(フォーティゲート)」という製品名を知っていることでしょう。Fortigateは、米国フォーティネット社(Fortinet,Inc.)が生産している世界シェアNo.1のUTMブランドです。NTTスマートコネクトの提供するクラウド型UTMがベースとしているのも、このFortigateです。ここでは、フォーティネット社とFortigateについて紹介します。

目次

UTMのリーディングカンパニー「Fortinet (フォーティネット)」

フォーティネット(Fortinet,Inc.)は、米国カリフォルニア州サニーベールに本社を置く世界最大のUTMメーカーです。
設立は2000年。2002年には日本法人のフォーティネットジャパン株式会社を設立し、IDCは「セキュリティアプライアンス市場シェア世界第1位(出荷台数)」(IDC's Worldwide Quarterly Security Appliance Track-2018Q4)、ガートナーは「2010年から統合脅威管理のマジック・クアドラントのリーダー」と高く評価しています。

サイバーセキュリティのリーダー フォーティネット

設立 2000年11月
上場 2009年11月 NASDAQ: FTNT
本社 カリフォルニア州サニーベール
売上 18億ドル(2018年度)、無借金経営
出荷実績 4,600,000台以上
顧客数 400,000社以上
特許数 619件の特許取得、187件の出願中特許

世界シェアNo.1のUTM!「Fortigate(フォーティゲート)」

フォーティネットの製造しているUTM製品が「Fortigate(フォーティゲート)」です。 フォーティネットは2002年からUTMの製造を開始し、以来、リーディングカンパニーとしてUTM市場を切り拓いてきました。
フォーティネットのUTM製品Fortigate(フォーティゲート)はサイバーセキュリティ市場において、圧倒的なシェアを誇ります。 SOHO向けUTMから大手企業・プロバイダ向けの大型UTMまで幅広いラインアップをもっています。
Fortigate(フォーティゲート)は、次のような複数のセキュリティ機能を1台のUTMに装備しています。

【Fortigate(フォーティゲート)のセキュリティ機能】

  • ファイアウォール
  • SD-WAN(WANロードバランサー)
  • アプリケーションコントロール(NGFW)
  • SSLインスペクション
  • 標的型攻撃対策
  • アンチウィルス
  • ボットネット対策
  • モバイルマルウェア対策
  • IPS(サブスクリプション方式)
  • Web フィルタ(サブスクリプション方式)
  • DoS プロテクション
  • SSL-VPN
  • IPSec-VPN
  • Wireless LANコントローラ

※サブスクリプション方式
該当する機能の利用権を買い取る方式で、ユーザーは常に最新の機能を利用できるようになります。日々新たな脅威が生まれていることから、UTMには欠かせないサービスとなっています。

「Fortigate」のコストパフォーマンス

Fortigate(フォーティゲート)の大きな特長となっているのが、ソフトウェアだけでなく、プロセッサーも独自のものを使っていることです。他のUTMメーカーの場合、外部からハードウェアを調達し、自社開発のソフトウェアをインストールするのが一般的です。
これに対し、フォーティネットは独自のセキュリティプロセッサにこだわってきました。独自のセキュリティプロセッサを使用することにより、パフォーマンスや拡張性は格段に向上し、その一方で使用する電力は、大幅に削減されています。
さらに魅力的なのが低価格であること。これだけの機能と性能を実現しながら、優れたコストパフォーマンスのUTMを提供し、世界中の企業に評価・導入されています。

世界の脅威動向を監視「FortiGuard Labs」

このようにFortigate(フォーティゲート)はプロセッサーなどのハードウェア、基盤となるOS、各種セキュリティ機能等独自のものを使用することで、新たな攻撃に対し迅速に対処することができます。その技術力の基盤となっているのが、ワールドワイドにサイバー攻撃を監視しているフォーティネットの自研究機関「FortiGuard Labs」です。
200名以上の専任エンジニアにより構成され、世界の脅威動向を24時間365日監視・分析・研究しています。Fortigate(フォーティゲート)のアンチウィルス、アンチスパム、ボットネット対策、IPS、アプリケーションコントロール、Webコンテンツフィルタなどシグネチャやデータベースを常に最新の状態に保つ役割を担っています。
FortiGuard Labsは日本にも開設されています。日本を標的としたサイバー攻撃を監視・分析し、それらレポートを公開すると同時に、被害を食い止める研究開発を行っています。

ポイントまとめ

Fortigate(フォーティゲート)をクラウドで利用できます!

Fortigate(フォーティゲート)は圧倒的な性能、高度な機能、優れたコストパフォーマンスを持っており、世界中の企業で評価・導入されています。このFortigateはクラウドで利用することができます。ハイエンドなFortigateをデータセンターに設置し、UTMの機能をサービスとしてお客様企業に提供しています。それがNTTスマートコネクトの「UTMサービス」です。

参考:クラウド型UTMも「Fortigate(フォーティゲート)」!

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