DDoS対策
DDoS攻撃によるサービス停止を防ぐ「DDoS対策」
複数のコンピュータから特定のサーバなどに対して大量のリクエストを出すことで膨大な負荷を掛けさせ、機能不全に陥れる攻撃を「DDoS攻撃」(分散型サービス妨害攻撃)といいます。DDoS攻撃は、複数のコンピュータから同時に攻撃を受けることが大きな特徴ですので、この特徴に対する対策が重要です。
実際には次のようなものがあります。DDoS攻撃で使用されるコンピュータは世界中に分散しているケースが多く、国外または特定国を遮断することで、攻撃を軽減できます。また、ネットワークトラフィックの監視システムを導入することで、トラフィックの異常を早期に発見すれば、攻撃をすばやくかつ最小限に抑えることが可能になります。
さらに、DDoS攻撃には数Gbpsにおよぶものもあり、インターネット接続回線の帯域は限られているため、クラウドのDDoS対策サービスを利用することで対策が可能となります。WAFやIDS/IPS、UTMなどDDoS対策に有効なツールの導入も効果的です。