システムの利用状況・変更内容の「ログ監視」でセキュリティ強化、安定運用を実現

コンピュータシステム上のさまざまな機器やソフトウェアが生成する「ログ」を監視することがログ監視です。監視対象になるログには、業務端末の利用状況などの端末ログ、ファイルサーバやデータベースサーバなどへのログイン状況を記録したログインログ、Webサイトのアクセス履歴であるWebアクセスログ、更新やコピー、削除などのファイルの操作内容を記録したファイルログなどがあります。

ログ監視は、主にセキュリティ対策およびシステムの安定運用を目的として実施されます。セキュリティ対策としてのログ監視では、セキュリティログを監視することでさまざまな不正行為や運用上の問題を早期に発見することが可能になります。安定運用を目的としたログ監視では、システム死活監視やパフォーマンス監視に加えて、イベントログやエラーログを監視することでより早くシステム異常を検知することができるようになります。

高度なログ管理・監視をアウトソーシングすることで最新のセキュリティ対策などを実施する企業も増えています。